やらされてる感を出さない勉強方法の基礎
こんにちは。
まつぽんです。
勉強が嫌いな子はどのような子でしょうか?
勉強が出来て点数は取れるけれども、毎日嫌そうな顔をして塾に行っている勉強嫌いな子いますよね。
勉強が嫌いで嫌々やっている子というのはいずれどこかで躓きます。
中学校か高校からか、どこかのタイミングで勉強の難易度が上がりついていけなくなります。
はたまた、名門大学に入学出来たとしても嫌々勉強をやらされた子は将来の生き方が見つけられない場合が多いです。
なぜなら今まで勉強しかやってこなかったからです。
良い大学を出てもなんのために勉強をしていたのかわかりません。
勉強のために勉強をしていたというのが一番正しいでしょうか。
そこには親の「良い大学に行けば良い人生が待っている」という一昔前の幻想があり、それを子供に押し付けると子供は大学までは行けてもその先どうしていいか分からなくなってしまうのです。
一方で勉強が好きな子はどのような子でしょうか?
勉強しないといけないから勉強する、というような感覚でやっているのでしょうか?
いいえ、勉強が好きな子というのは勉強が楽しいのです。
図鑑を開いて植物や動物について知るのが楽しい。
歴史人物を覚えて大河ドラマを見るのが楽しい。
算数の計算が他の子よりも早いし良い点数を取ったら褒められるから楽しい。
このように勉強が好きな子というのは自発的に勉強をします。
なぜなら楽しいからです。
ここまで聞くと、「そりゃ楽しんで勉強が出来るのが一番だろうけど、子供が勉強を好きになるかどうかなんて運次第じゃないか!」と思う人が多いでしょう。
そのような考えを持っている限り、一生子供の頭をよくすることは出来ません。
子供を勉強好きにさせるのは他でもない親なのです。
「とりあえず勉強をさせてその子が勉強を好きになるか嫌いになるかは運次第」
なんて考えてたら子供の可能性を潰してしまいます。
子供に楽しい勉強方法を教えられるのは親だけ。
このことをしっかり頭に入れておいてください。
では本題に入りましょう。
勉強を好きにさせるにはどうすればよいのか?
まずその基礎作りが必要です。
その基礎とはやらされてる感を出さない
ということです。
子供がやらされてる感が出ないようにするには、親が参加することが必要です。
重要なのでもう一度言います。親が参加するのです。
子供が年少の時から親が積極的に一緒に遊んであげましょう。
具体例を紹介します。
Aさんは子供にピアノを習わせたいと思っていました。
そこで、子供が幼稚園に入ったと同時にピアノ教室に通わせてピアノを習わせました。
しかし、今までやったことのないピアノの上達は他の子と同じ速度です。
なかなか上手く弾けず、発表会が間近に迫って練習させられますがどうしてもつまずいてしまうパートがあります。
「発表会に向けて練習するのも大変だし、なかなか上手くならないし、ピアノって楽しくないな〜」
そんな風に思い始めた頃、いよいよ発表会本番です。
今まで最初から最後まで上手く弾けたこともなく、大勢の前で緊張して本番も少し失敗してしまいました。
最後まで弾き終えることは出来ましたがそこに達成感はありません。
発表会後、先生から「とても素晴らしい演奏だったよ。これからもっと練習すればもっともっと上手になれるよ。これからもみんなで楽しくピアノの練習を続けましょう」
しかし、そんな言葉はAさんのお子さんには響きません。
「もうこれ以上練習するのも、みんなの前でピアノを弾くのも嫌だ!」
次の日、Aさんのお子さんはピアノ教室を辞めてしまいました。
一方、Bさんも子供にピアノを習わせたいと思っていました。
Bさんは、「子供が幼稚園に入るときにはピアノ教室に通わせたいからその前に子供にピアノを好きになってもらおう」と、3歳の誕生日に簡単なピアノのおもちゃを買ってあげました。
子供はピアノのおもちゃに興味津々。
Bさんは一緒になって子供とそのおもちゃで遊びました。
最初は鍵盤をがむしゃらに叩くだけです。
Bさんが弾くのを見せてやると子供も真似をしました。
そこでBさんは子供を褒め倒します。
「よく弾けたね!すごいすごい!」
子供は嬉しくなりもっとピアノを弾きます。
指の使い方や弾く時のイメージが出来ていきます。
1年後、ピアノ教室に通い始めたBさんのお子さんは他の子よりピアノを上手く弾きます。
当然ですね。
いつもBさんと一緒にピアノを楽しく弾いていたのですから、ピアノを弾くなんて日常です。
周りの子より上手く弾けるし、先生から褒められるので、楽しくなりもっともっとピアノが好きになりました。
難しい曲が出てきても、もっと上手くなろうと積極的に取り組みます。
ピアノの発表会は特に気合を入れて練習しました。
発表会当日、緊張して少しミスをしてしまいましたが、最後まで弾き終えることが出来て達成感にあふれています。
同時に、ミスしてしまったことを悔しく思い、「次はもっと練習して完璧に弾くんだ!」と心に決めました。
発表会後、先生から「とても素晴らしい演奏だったよ。これからもっと練習すればもっともっと上手になれるよ。これからもみんなで楽しくピアノの練習を続けましょう」
そう言われBさんのお子さんは元気よく「はい!」と答えました。
AさんとBさんのお子さんの違いは明らかです。
何がここまでの違いを生んだのか。
重要なのは子供に興味を持たせたことです。
また、興味を持たせるために慣れさせたことと親が一緒にやったことで思惑通り子供はピアノに興味を持ちました。
いきなりピアノ教室に通わせたり、グランドピアノを買って子供に弾かせても、子供はすぐ弾けるようにはなりません。
簡単なピアノのおもちゃを用意して慣れさせたことで子供は小さな成功体験を重ねていくことができました。
弾けた喜び。
練習で成功する喜び。
これがとても大切なのです。
これが慣れさせるということなのです。
そして幼少期の子供を慣れさせるには親が一緒にやることが重要です。
以前の記事にも書きましたが、親は子供にとって一番の先生です。
親が楽しくやりながら、子供が出来るようになったら褒めてあげる。
これが成功体験となり、喜びとなるのです。
子供に興味・関心を持たせてあげられる一番の存在は親なのです。
子供が興味を持ち、自分から練習しだしたらこっちのものです。
後は教室に通わせて、時には一緒に練習を見てやって、出来ることが増えたら大げさなくらい褒めてあげる。
このような習慣が子供の成長を加速させます。
この時ピアノの練習をしている子供は、親から無理やり練習させられていると感じるでしょうか?
そんなことは微塵も思わないでしょう。
「こんなに楽しいピアノを練習させてくれて、教室に通わせてくれてありがとう」と感謝されるかもしれません。
このような習慣が「やらされてる感を出さない勉強方法の基礎」になっていきます。
これはどんなことにも応用が利きます。
勉強にもスポーツにも。
社会生活にも将来の夢にさえも。
子供が自分から取り組み、楽しみながらやることがとても大切です。
そしてその道を作ってあげられるのは誰でもない親だけなのです。
このことを頭に入れこれからの取り組みに活かしていきましょう。
子供の頭を良くする方法
こんにちは。
まつぽんです。
皆さんはいつもどれくらい子供と一緒に時間を過ごしていますか?
幼稚園から迎えに行った後に、疲れたからと言ってテキトーに子供を一人で遊ばせていませんか?
幼少期の子供はとにかく吸収力が凄まじいです。
なんでも見て聞いて触ってやってみて覚えていきます。
小さい時に習得したことは一生の財産になります。
例えば私は子供の頃幼稚園から帰ったら母といろいろなことをして遊びました。
遊びといっても裁縫や料理などです。
針に糸を通したり、雑巾を縫ってみたり。
ケーキやカレーを一緒に作ったり。
子供は親と一緒にできることは喜んで一緒にします。
それが親も一緒にニコニコして楽しみながらやっていたら子供も当然楽しくなります。
「親がこんなに楽しそうにしているのだから、これはとっても楽しいことなんだ」
そう思ってしまうのです。
それが例え家事であっても遊びになってしまうのです。
幼少期の私にとって裁縫や料理といったものは出来て当たり前のことでした。
だって母が一緒にやってくれて教えてくれたのですから。
小学校に上がり、家庭科の授業で初めて同年代の子達と一緒に料理を作りました。
その時の驚きは忘れません。
皆包丁の持ち方も知らなければ、コンロの付け方も知らないのです。
裁縫の針の糸通しをクラスで競争した時にはダントツの一番でした。
当然ですね。
だってみんなやったことがないのですから。
でも私にとっては当たり前のことで日常です。
家庭科の授業で私は初めて自分が周りより一歩進んでいるんだと知りました。
でも母から無理やり覚え込まされたなんて感覚はありません。
これが大事なことで、「遊んでいたらいつの間にか覚えた」という状態です。
勉強も同じです。
私が幼稚園児のとき、父が白地図を買ってきました。
国名が書いていない世界地図です。
「一緒に国名を覚えて、どっちが多く覚えられるか競争しよう」
そう父に言われ私は絶対負けないぞと必死に覚えました。
その時は楽しかったですね。
だってお父さんと一緒に競争できるんです。
父も笑いながら楽しそうに覚えているので、その姿を見て私も楽しくなり、負けるもんかと一つでも多くの国名を覚えようとしました。
毎日1時間地図を覚える遊びをしていたら1ヶ月でほとんどの国名を覚えました。
その次は首都、その次は地形を覚えていきました。
もちろんお父さんと一緒にです。
そこに勉強しているという感覚はなかったですね。
中学生になり、地理の授業が始まってまた私は驚きました。
私にとっては当たり前の世界地図。
しかし同級生はみんなノルウェーがどこにある国なのか、バルト三国とはなんなのか知らなかったのです。
あげく、「ヨーロッパってアメリカ?」なんて聞く子もいるくらいです。
この時点で私がどれだけ同級生と比べ頭が良かったか想像できるでしょう。
私にしてみれば当たり前のことばかりでしたが。
これが子供の頭を良くする方法の概要です。
具体的なそれぞれの教科の方法は後述しますが、基本にある考え方は「子供と遊びながら一緒に勉強する」です。
遊びながらすることで子供は自ら勉強するようになります。
そこに苦痛な勉強という感覚はありません。
親と一緒に出来るので楽しくしょうがないのです。
子供の頭を良くしたいなら、親が一緒に勉強することが不可欠です。
この基本をしっかりと頭に入れておきましょう。
子供を怒っていたら子供の可能性を殺してしまう
こんにちは。
まつぽんです。
今回は「子供を怒る親の心理」についてお話ししたいと思います。
皆さんは子供を怒ることが良いことだと思いますか?
「怒らないと躾けられないから怒ることは必要だ」
そのように考える親が多いのではないでしょうか?
しかし、「怒る=躾ける」ではありません。
また、「怒る=叱る」でもありません。
躾けるの意味とは「人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞いができるように、訓練すること」です。
叱るの意味とは「良い方向へ導こうという指導」です。
躾けるも叱るも「社会ではこのように振る舞うんだよ」と教えることなのです。
そこに怒鳴ったり、ましてや叩いたりする必要はありません。
しっかりと子供の顔を見て説明すれば良いのです。
しかし、多くの親が子供が自分勝手な行動をすると怒ります。
怒鳴ったり、頭を叩いたり、
「あんた何考えてんの?バカなことはやめなさい」
などと子供を罵倒します。
これはとんでもないことです。
絶対に子供を怒らないでください。
小さな子供は自分が間違っている行動をしているのかどうかなんてわからないのです。
知らないことをして怒られても怯えて萎縮します。
否定され続けると最終的に自分に自信が持てなくなります。
こうなると将来大成できなくなってしまいます。
例えばあなたがアメリカに行きホストファミリーの家に泊まったとします。
冬の時期で外はとても寒いです。
寒いなーと感じていると、鼻水が出てきたので鼻をすすります。
するとホストマザーが突然あなたの頭を叩きました。
「なに鼻をすすってるの!汚い!鼻をかむのが礼儀でしょ!」
アメリカでは鼻をすするのは無礼とされ、たとえ人前でも鼻をかむのが礼儀とされています。
しかし、そんなことはあなたは知りません。
悪気なくやった行動を突然否定され、怒鳴られ、殴られたのです。
そんなことされたらかなり悪い気分になると思います。
そんなことをされ続けたら自分の行動がすべて間違っている可能性があると怯えるでしょう。
どんどん自信がなくなり行動できなくなってきます。
それは自分の子供に対して怒鳴るのと同じです。
「躾けだから怒らないと体に染み込まないでしょ」
なんてもう言いませんよね?
自分の身に置き換えたら分かるはずです。
子供はアメリカに初めて行ったあなたと同じです。
何が正しくて間違っているかなんて一つも知りません。
街中の人が多い場所で大声を出すことがいけないことなんて知りません。
スーパーの会計前の商品をポケットに入れることが犯罪なんて知りません。
友達から嫌なことを言われたとき殴ることが間違っているなんて1ミリも考えません。
だって知らないんですもの。
私が小学校低学年の時の話です。
当時あるトレーディングカードゲームが流行っていました。
当然私も私の友達もみんなやっていました。
するとカードを盗むということが頻繁に起こるようになりました。
高学年がカードを盗んだらしい、とか
〜君がレアカード盗んだらしいよ、とか
頻繁に耳にしました。
当時の私はカードを盗むことはみんなすることだと思いました。
誰かの物を盗むことは悪いことだとは分かっているつもりでしたが、「みんながやっていることだからそれが普通」と思ってしまっていました。
私は母にその話をなに食わぬ顔でしました。
「〜君が〜君のレアカード盗んだんだって。いいなー」と。
私の母はとても驚いた顔をしました。
その時の顔は今もよく覚えています。
その顔を見た瞬間、今の発言は只事ではないのだとわかりました。
母は真剣な顔で、声のトーンを落とし私に言いました。
「カードを盗むなんて絶対にやってはいけないことだよ。絶対にしないでね」と。
私は改めてカードを盗むという行動が間違っている行動だと認識しました。
それがたとえ多くのクラスの男子がやっている行動だとしても間違っているのだと理解したのです。
私は怒鳴られることなく事の重大さに気付きました。
私の例のように、子供が間違ったことをしたら説明してあげればいいのです。
子供は基本自分が正しいと思ってやっています。
間違っているなんて思いませんし分かりません。
それを急になんの説明もなく怒鳴られたらどう思いますか?
嫌な気持ちになりますよね?
反抗したくもなりますよね?
「うるさい、クソ親父!」なんて言ってしまうことも当然あるでしょう。
すると「なんだその態度は!」とまた怒鳴られ、負の連鎖に陥ります。
自分が間違っているなんて思いもつかない親はこう思います。
「なぜ我が子はこんなに悪い子に育ってしまったんだ」と。
原因はあなたですよ。
子供を育てる上で一番影響力があるのは親です。
「なぜこんな子に?」と思ったなら、まずは自分の行動を省みてください。
もう一度言います。
子供は怒らないでください。
子供を躾けるときは「子供に説明する」のです。
「なんでそれがダメなのか」
「どうしたら良いのか」
それを理論的に説明するんです。
しっかり顔を見て説明したら子供は必ず聞きます。
子供はたくさん叱られるようなことをするでしょう。
また同じ失敗を繰り返すこともあるでしょう。
それでも決して怒らず説明するのです。
それは親の義務です。
子供を躾けることが面倒臭くなり、感情的に怒ったり、叩いたりする親は義務を放棄しているのと同じです。
怒れば子供はすぐにおとなしくなるので楽です。
しかし、それは子供にかなりの負担がかかっているんです。
絶対にしてはいけません。
このマインドをしっかり持ち、子供はしっかり説明して躾けるものという考えを頭に入れておきましょう。
これだけで、子供は自信を持つようになりすくすくと育っていきます。
最後に、怒ってもいい2つの場合をお伝えします。
子供を怒ってもいい時とは
子供が悪意を持って行動した時
子供が命の危険のある行動をした時
です。
子供が悪意を持って何かをしたとき、これは怒ってもいいです。
悪いと分かってスーパーで万引きをしたときなどです。
悪意を持っている時に怒られた子供は、その叱りを受け入れることができます。
なぜなら自分が怒られるようなことをしていると分かっているからです。
自分が怒られるようなことをしている時に怒ってくれる親には逆に将来感謝されることもあります。
「あの時叱ってくれてありがとう」と、自分を悪い道から引き戻してくれたことに感謝するのです。
もう一つ、命の危険がある行動をした時は怒ってもいいです。
なぜならこのような危険な行動は恐怖という感情を持たせてでも止めるべきだからです。
子供に悪意はないためなぜ怒られたのかは分からず嫌な気持ちになるでしょうが、それでもその子の命が無くなるよりはマシです。
危険な行動をとったときは怒鳴ってでも止めてください。
以上、怒ってもいい2つの場合についてでした。
このような場合は怒ってもいいですが、それ以外の場合は怒らないようにしましょう。
子供としっかりと向き合って説明するのです。
それが親の義務であると心得ておきましょう。
これは簡単なことではありません。
ついつい怒ってしまうこともあるでしょう。
そんな時は「さっきは感情的に怒ってごめんね」と子供に伝えるのです。
そうすれば子供は納得してくれます。
自分も行動を正そうとしてくれます。
こうやって子供を尊重して、怒鳴ったりせず説明してあげることで、子供はどんどん自信を付けて行き、将来はいろんなことにチャレンジする立派な大人になるんです。
子供をすくすく育てることを意識して子供との接し方を今一度見直してみてはいかがでしょうか?
子供に勉強しろという前に親が勉強しなければならない
こんにちは、まつぽんです。
今日は、何も考えずすぐに子供に「勉強しろ」と言う親は、まず自分が勉強しなければならないということをテーマに書きたいと思います。
勉強すると言っても国語や算数ではありません。
子供との接し方、そして親が持つべきマインドを勉強するのです。
突然ですが、子供にとって最高の先生とは誰でしょう?
答えは「親」です。
学校の先生でも、
東大卒の塾講師でも、
ノーベル賞を取った大学の教授でもありません。
親こそがその子にとって最高の先生なのです。
なぜなら幼少期の子供にとって最も愛情を傾け、尊敬し、一番側にいてほしい存在は親なのですから。
親の言葉は子供に絶大な影響を与えます。
それだけに子供に対しての発言は気をつけなければなりません。
「どうせ出来ないよ」とか
「なにやってんの、バカだねー」など
否定的な言葉を平気で自分の子供に対して言う親を街中でよく見かけます。
そうすると子供は自信を失くしていくでしょう。
「出来ないんだ」
「バカなんだ」
と思います。だって他でもない最も影響力のある親に言われたのですから。
信じ込むのは当然です。
その場では何もないように見えても、必ず将来その影響は出てきます。
一方、親が肯定的な言葉を使うと子供は自信を持ちます。
「すごいね」や
「よく出来たね」など
なんでも褒めてあげることが大切です。
そうすることで子供は自信を持ち何事にもチャレンジするようになるでしょう。
子供に否定的な発言をする親がとても多いので気をつけてください。
自信の育成は勉強にも大きく影響していきますから。
さて、ここから先は勉強の話。
親の発言力はとにかく強いです。
ゆえに親が子供に勉強を教えることが子供が勉強が出来るようになる一番の方法でもあります。
「頭が良い子」、つまり「自分から楽しく勉強する子」の育て方を教えましょう。
親と楽しく勉強する。
まるで遊ぶように笑いながら勉強する。
これが「頭が良い子」を育てるための一番大切な基礎となります。
具体的な勉強方法は後で書きますが、赤字で書いたことが一番大切なことです。
これを軽視して、「何で素人の私が教えるのが一番なんだ?プロに頼むのが一番だろう」と思って塾などに預けないでください。
先ほども書いたように、親が子供にとっての最高の先生なのです。
楽しく勉強する方法を教えられるのは誰でもない、親だけなのです。
これを肝に銘じて、楽しく遊ぶように勉強するコツを教えてあげると、子供は自分からどんどん勉強していきます。
勉強は楽しいと教えてしまえばこっちのものです。
「お父さん、お母さん、一緒に図鑑読もう!」
「国名覚えたから問題出して!」
「計算対決しようよ!」
などなど、子供が笑いながら勉強をするようになりますよ。
笑いながら自ら勉強するようになったのはその子が勉強好きに生まれたからでしょうか?
違いますよね。
親が勉強は楽しいよと教えたからです。
この基本的な考えを頭に入れてください。
子供の頭をよくしてければ、まずはあなた(親)がどうすればよいのかを知ることが一番重要です。
「どこの塾に預ければいいだろう?」
「どんな習い事をさせたらいいだろう?」
「誰だったら子供の頭を良くしてくれるだろう?」
なんて考えてたら子供の頭は良くなりませんよ。
一番大事なのは「あなた(親)が子供をどう教えたら頭が良くなるか」を考えることです。
このことをしっかり認識してください。
具体的な勉強方法などはまた後日書いていきたいと思います。
でも決して難しいことではありません。
昔勉強ができなかった人でも子供と楽しく勉強することはできます。
あなた(親)が変われば子供はもっと変わりますよ。
最高に良い方向にね。
頭が良い子とは
初めまして。
まつぽんと申します。
このブログでは私自身の経験と知人のスーパーお父さん、そして大学で学んだ発達心理学を元に、「どうすれば頭の良い子どもを育てられるか」を書いていきたいと思います。
まず今回のテーマ「頭が良い子とは」について書きたいと思います。
頭が良い子の定義ってなんでしょうか?
何も教えなくても分かってしまうこと?
クラスで一番の点数を取ること?
東大に入れること?
頭が良い子の定義は人それぞれだと思います。
どれが正しくてどれが間違いということはありません。
しかし私は頭が良い子とは、
「自分から勉強に取り組み、楽しんで学習する子」だと思っています。
例えばクラスで一番のテストの点数を取った子でも、その子はとても勉強が嫌いで親に叱られるから仕方なく勉強しているという子もいるはずです。
東大に入った子でも、「勉強が嫌いで、出来ることならしたくない」という子はたくさんいるのではないでしょうか?
嫌々勉強させられた子供というのは将来自分のやりたいことが分からず、何をしていいか分からないという状況になります。
今の時代、良い大学にさえ入れば大企業に入れるというものでもありません。
また、国立大から就職したとしても、そのまま出世コースとはいかないのです。
企業の中では優秀な人が出世します。
具体的に言えば実績が出せる人ですね。
またはコミュニケーション能力が高く上司に取り入るのが上手い人なども出世します。
これらは東大に入る頭があれば叶うことなのかと言われれば答えはNOです。
勉強は得意だが、空気が読めず上司が何を求めているのか分からない。
暗記は出来るが、人とのコミュニケーションは大の苦手。
そんな人はこの世にたくさんいて、トップの大学を出たからといって優秀な人間であり、成功が約束された将来が待っているかというとそんなことは絶対ありません。
話が逸れましたが、
私は「頭が良い子」=「自分から勉強する子」だと思っています。
なぜ自分から勉強する子は頭が良い子なのかというと、その子はなぜ自分が勉強しなければいけないのか分かっているからです。
それはつまり目的を持っているということです。
自分の目的を持っているから、それを達成するため勉強しなければと自分から行動するのです。
「目的」を持つということがその子の成長とその後の人生に圧倒的に大切なことなのですが、それをほとんどの親が理解していません。
「目的なら話してるよ。良い大学に入って良い会社に就職すれば裕福な家庭が築ける。それが勉強の目的だ。」と言う親がほとんどでしょう。
しかしそれは親のエゴです。
強い言い方をすると目的を押し付けているのです。
目的とは自分から探しだし、自分で決めなければいけません。
親であろうと他の人に押し付けられた目的では、後々勉強が難しくなり壁にぶつかった時に必ず嫌になってきます。
そこで踏ん張りが効かなくなるのです。
自分で目的を探し出し、その目的に向かって勉強をする。
そして壁にぶつかった時も目的を思い出し乗り越える。
そんな経験が子供の宝となり将来に活きてくるのです。
もう一つ、「頭が良い子」=「楽しく勉強する子」
この持論について解説したいと思います。
楽しく勉強するというのは永遠のテーマでありとても難しいことです。
どんなに優秀な子でも得意不得意があるので、不得意分野は苦手になり楽しくなくなるでしょう。
ここで大切なのが親です。
親が勉強は楽しいことだと教えてあげればいいのです。
それも子供が小さいうちに。
小学生に入る前に教えてあげるのが理想でしょう。
その方法とは「一緒に楽しく遊ぶ」のです。
親が楽しそうに算数を一緒に解く。
親が楽しそうに図鑑を一緒に読む。
親が楽しそうに地図を一緒に覚える。
こういった習慣が子供を楽しく勉強できる頭へと育てていくのです。
簡単そうに書きましたが、これはとても難しいことです。
目的を教えることも、一緒に楽しく勉強することもやり方が分からなければとても難しく感じるでしょう。
自分のような素人が一緒に勉強していいのかと不安に思うでしょう。
でも実はこれらはとても簡単なことなのです。
方法さえしっかり理解していれば誰でもできます。
勉強が大の苦手な親だってできます。
その方法は次回からの記事で少しずつ書いていきたいと思います。
これらをしっかり理解し実行すれば、子供は目的を持つことの大切さや壁の乗り越え方、そして社会での生き方をスムーズに学んでいきます。
それが将来一番大事なのです。
嫌々させられた勉強の先にこのような学びはありません。
子供の将来を考えるなら子供を伸び伸び育てましょう。
決して押し付けて押し潰してはいけません。