子供の頭を良くする最強の教育術

子供の頭を良くする教育を行うと、将来子供に手がかからなくなります。子供が勝手に勉強するからです。そんな教育術を紹介します。

やらされてる感を出さない勉強方法の基礎

こんにちは。

まつぽんです。

 

勉強が嫌いな子はどのような子でしょうか?

 

勉強が出来て点数は取れるけれども、毎日嫌そうな顔をして塾に行っている勉強嫌いな子いますよね。

勉強が嫌いで嫌々やっている子というのはいずれどこかで躓きます。

中学校か高校からか、どこかのタイミングで勉強の難易度が上がりついていけなくなります。

はたまた、名門大学に入学出来たとしても嫌々勉強をやらされた子は将来の生き方が見つけられない場合が多いです。

なぜなら今まで勉強しかやってこなかったからです。

 

良い大学を出てもなんのために勉強をしていたのかわかりません。

勉強のために勉強をしていたというのが一番正しいでしょうか。

そこには親の「良い大学に行けば良い人生が待っている」という一昔前の幻想があり、それを子供に押し付けると子供は大学までは行けてもその先どうしていいか分からなくなってしまうのです。

 

一方で勉強が好きな子はどのような子でしょうか?

勉強しないといけないから勉強する、というような感覚でやっているのでしょうか?

いいえ、勉強が好きな子というのは勉強が楽しいのです

 

図鑑を開いて植物や動物について知るのが楽しい。

歴史人物を覚えて大河ドラマを見るのが楽しい。

算数の計算が他の子よりも早いし良い点数を取ったら褒められるから楽しい。

 

このように勉強が好きな子というのは自発的に勉強をします。

なぜなら楽しいからです。

 

ここまで聞くと、「そりゃ楽しんで勉強が出来るのが一番だろうけど、子供が勉強を好きになるかどうかなんて運次第じゃないか!」と思う人が多いでしょう。

そのような考えを持っている限り、一生子供の頭をよくすることは出来ません。

子供を勉強好きにさせるのは他でもない親なのです。

 

「とりあえず勉強をさせてその子が勉強を好きになるか嫌いになるかは運次第」

なんて考えてたら子供の可能性を潰してしまいます。

 

子供に楽しい勉強方法を教えられるのは親だけ。

このことをしっかり頭に入れておいてください。

 

では本題に入りましょう。

勉強を好きにさせるにはどうすればよいのか?

まずその基礎作りが必要です。

その基礎とはやらされてる感を出さない

ということです。

 

子供がやらされてる感が出ないようにするには、親が参加することが必要です。

重要なのでもう一度言います。親が参加するのです。 

子供が年少の時から親が積極的に一緒に遊んであげましょう。

 

具体例を紹介します。

Aさんは子供にピアノを習わせたいと思っていました。

そこで、子供が幼稚園に入ったと同時にピアノ教室に通わせてピアノを習わせました。

しかし、今までやったことのないピアノの上達は他の子と同じ速度です。

なかなか上手く弾けず、発表会が間近に迫って練習させられますがどうしてもつまずいてしまうパートがあります。

「発表会に向けて練習するのも大変だし、なかなか上手くならないし、ピアノって楽しくないな〜」

そんな風に思い始めた頃、いよいよ発表会本番です。

今まで最初から最後まで上手く弾けたこともなく、大勢の前で緊張して本番も少し失敗してしまいました。

最後まで弾き終えることは出来ましたがそこに達成感はありません。

発表会後、先生から「とても素晴らしい演奏だったよ。これからもっと練習すればもっともっと上手になれるよ。これからもみんなで楽しくピアノの練習を続けましょう」

しかし、そんな言葉はAさんのお子さんには響きません。

「もうこれ以上練習するのも、みんなの前でピアノを弾くのも嫌だ!」

次の日、Aさんのお子さんはピアノ教室を辞めてしまいました。

 

一方、Bさんも子供にピアノを習わせたいと思っていました。

Bさんは、「子供が幼稚園に入るときにはピアノ教室に通わせたいからその前に子供にピアノを好きになってもらおう」と、3歳の誕生日に簡単なピアノのおもちゃを買ってあげました。

子供はピアノのおもちゃに興味津々。

Bさんは一緒になって子供とそのおもちゃで遊びました。

最初は鍵盤をがむしゃらに叩くだけです。

Bさんが弾くのを見せてやると子供も真似をしました。

そこでBさんは子供を褒め倒します。

「よく弾けたね!すごいすごい!」

子供は嬉しくなりもっとピアノを弾きます。

指の使い方や弾く時のイメージが出来ていきます。

1年後、ピアノ教室に通い始めたBさんのお子さんは他の子よりピアノを上手く弾きます。

当然ですね。

いつもBさんと一緒にピアノを楽しく弾いていたのですから、ピアノを弾くなんて日常です。

周りの子より上手く弾けるし、先生から褒められるので、楽しくなりもっともっとピアノが好きになりました。

難しい曲が出てきても、もっと上手くなろうと積極的に取り組みます。

ピアノの発表会は特に気合を入れて練習しました。

発表会当日、緊張して少しミスをしてしまいましたが、最後まで弾き終えることが出来て達成感にあふれています。

同時に、ミスしてしまったことを悔しく思い、「次はもっと練習して完璧に弾くんだ!」と心に決めました。

発表会後、先生から「とても素晴らしい演奏だったよ。これからもっと練習すればもっともっと上手になれるよ。これからもみんなで楽しくピアノの練習を続けましょう」

そう言われBさんのお子さんは元気よく「はい!」と答えました。

 

AさんとBさんのお子さんの違いは明らかです。

何がここまでの違いを生んだのか。

 

重要なのは子供に興味を持たせたことです。

また、興味を持たせるために慣れさせたこと親が一緒にやったことで思惑通り子供はピアノに興味を持ちました。

いきなりピアノ教室に通わせたり、グランドピアノを買って子供に弾かせても、子供はすぐ弾けるようにはなりません。

簡単なピアノのおもちゃを用意して慣れさせたことで子供は小さな成功体験を重ねていくことができました。

 

弾けた喜び。

練習で成功する喜び。

これがとても大切なのです。

これが慣れさせるということなのです。

 

そして幼少期の子供を慣れさせるには親が一緒にやることが重要です。

以前の記事にも書きましたが、親は子供にとって一番の先生です。

親が楽しくやりながら、子供が出来るようになったら褒めてあげる。

これが成功体験となり、喜びとなるのです。

子供に興味・関心を持たせてあげられる一番の存在は親なのです。

 

子供が興味を持ち、自分から練習しだしたらこっちのものです。

後は教室に通わせて、時には一緒に練習を見てやって、出来ることが増えたら大げさなくらい褒めてあげる。

このような習慣が子供の成長を加速させます。

 

この時ピアノの練習をしている子供は、親から無理やり練習させられていると感じるでしょうか?

そんなことは微塵も思わないでしょう。

「こんなに楽しいピアノを練習させてくれて、教室に通わせてくれてありがとう」と感謝されるかもしれません。

 

このような習慣が「やらされてる感を出さない勉強方法の基礎」になっていきます。

これはどんなことにも応用が利きます。

勉強にもスポーツにも。

社会生活にも将来の夢にさえも。

 

子供が自分から取り組み、楽しみながらやることがとても大切です

そしてその道を作ってあげられるのは誰でもない親だけなのです。

このことを頭に入れこれからの取り組みに活かしていきましょう。